きっかけは、いつも同じ検索だった

登山の予定を立てるとき、私はいつも同じことをしていました。金曜の夜、「◯◯山 天気」「今週末 登山 晴れ」と何度も検索しては、天気予報サイトを山の数だけ開いて見比べる。せっかく計画していた山が雨予報だと分かると、また一から代わりの山を探し直す──。

「行きたい山の天気を調べる」のではなく、「晴れている山の一覧から行き先を選ぶ」ことができれば、この作業は一度で終わるはず。その発想が、ハレヤマレーダーの出発点です。

従来の登山計画は、順番が逆だった

一般的な登山計画は、次の順番で進みます。

  1. 行きたい山を決める
  2. その山の天気を調べる
  3. 天気が悪ければ、1に戻る

この流れの問題は、天気が悪かったときのやり直しコストが大きいことです。特に「せっかくの休みだから、どこでもいいから晴れた山に登りたい」という日には、この順番はとても非効率です。

ハレヤマレーダーは、この順番を逆転させました。

  1. 日付(今日・明日・週末など)を選ぶ
  2. その日に晴れ予報の山だけが一覧で出てくる
  3. その中から、行きたい山を選ぶ

「天気から山を選ぶ」という一手目に発想を変えるだけで、山選びは驚くほど楽になります。詳しい仕組みは晴天判定と天気データについてで解説しています。

ハレヤマレーダーが大切にしていること

1. 検索条件を選ばせない

天気で山を探すとき、本当に必要な入力は「いつ行くか」だけだと考えています。トップページで日付を選ぶだけで、百名山・二百名山・三百名山の中から晴れ予報の山が一覧になります。今週末の晴れ山のように、よく使う日付はワンタップで開けるようにしています。

2. 山選びの時間そのものを楽しくする

山を選んでいる時間は、登山の楽しさの一部です。空のグラデーションやカードUIなど、「眺めているだけで山に行きたくなる」画面を目指してデザインしています。

3. 知らなかった山との出会いを作る

天気を起点に山を探すと、これまでノーマークだった山が候補に挙がってきます。「関東で明日晴れる山」を眺めていたら、聞いたことのない山が気になって調べ始めた──そんな出会いを増やしたいと思っています。

これからやりたいこと

ハレヤマレーダーは現在βテスト版として運営しており、次のような改善を進めています。

  • 晴天判定の精度向上と、判定根拠のより丁寧な表示
  • 山ごとの詳細ページの拡充(アクセス情報・周辺の山など)
  • 使い方や登山×天気に関する記事コンテンツの発信

開発の進捗は記事一覧で発信していきます。サービスの運営体制については運営者・サービス情報をご覧ください。

まずは一度、今週末に晴れる山を眺めてみてください。次の山との出会いがあるかもしれません。