Alpassは天気予報サービスではありません

Alpass(アルパス)は、日付・出発地・日程から行ける山を絞り込み、その中から次の山を選ぶための登山計画ツールです。

候補判定の内部では外部データを利用しますが、Alpass自身が地点ごとの「晴れ・曇り・雨」、気温、降水量、風速などを予報として表示することはありません。実際の気象確認は、気象庁や山岳気象サービスなどの最新情報をご利用ください。

1. まず「候補に残せるか」を判定する

Alpassでは、山選びを大きく2段階に分けています。

Eligibility:行ける条件

最初の段階では、ユーザーの希望ではなく、候補として成立するための条件を扱います。

現在のMVPでは、主に次の情報を使います。

  • 選択した日付
  • 出発地
  • 日帰り / 1泊2日 / 2泊3日などの日程
  • 内部の山行条件シグナル

この段階で条件を満たさない山は、ランキング対象にも入りません。

内部の山行条件シグナルには外部の気象データを利用しています。これは候補を作るための内部入力であり、個別の気象要素をそのままユーザー向け予報として公開するものではありません。

2. 残った候補を「好み」で並び替える

Eligibilityを通過した山に対して、次にMatchingを行います。

現在選べる好みは次のとおりです。

  • やさしめ
  • しっかり登る
  • 短め
  • 高い山
  • 百名山 / 二百名山 / 三百名山

好みは候補を削除するためには使いません。候補の中で、どの山を上に出すかだけに使います。

この並び替えにはJevを利用しています。Jevには、すでに候補として残った山の公開可能な基本情報だけを送り、各山が現在の好みにどの程度合うかを型付きの判断として評価します。評価値そのものは公開・保存せず、並び順だけを利用します。

3. AIが止まっても、山一覧は止めない

Alpassの一覧そのものはAIに依存しません。

Jevによる並び替えが失敗した場合でも、候補一覧はそのまま表示されます。AIは「山を見せるための必須処理」ではなく、候補の中から選びやすくするための追加レイヤーです。

4. 山詳細では最終判断に必要な情報へつなぐ

各山の詳細ページでは、Alpass独自の地点天気予報は表示しません。

代わりに、次の情報を確認できます。

  • 山の基本情報
  • 標高・参考コースタイム
  • 技術・体力などの難易度目安
  • 都道府県別のアクセス・日程目安
  • 気象庁や外部気象サービスへのリンク
  • YAMAPの登山情報へのリンク

候補を見つけるところまでをAlpassが短くし、行くかどうかの最終判断は信頼できる一次・専門情報を確認して行う、という役割分担です。

今後追加したい候補情報

現在の301座には、さらに次のような事実データを追加していく予定です。

  • 景観の特徴
  • 稜線・樹林・岩場などの地形傾向
  • 混雑傾向
  • 周辺温泉
  • 公共交通との相性
  • 季節性・登山適期
  • 写真撮影との相性

これらも「おすすめ点数」を保存するのではなく、山そのものの事実として管理し、その時々の条件・好みに応じて使います。

安全について

候補に表示されることは、登山の安全性や好天を保証するものではありません。出発前には必ず最新の気象情報、警報・注意報、登山道・積雪・交通・規制情報を確認し、ご自身の体力・技術・装備に見合った計画かを判断してください。